日系4世のビザ 「定住者」ビザ

日系4世の在留資格

日系人の在留資格のまとめはこちらをご参照ください。日系4世の在留資格は、日系3世「定住者」の扶養を受けて生活する未成年者未婚の実子は「定住者」(告示6号ハ)、または、「特定活動」(告示43号)です。

このページでは親(=日系3世)の扶養を受ける場合の「定住者」(告示6号ハ)を説明します。通常は4世の人が独立して来日・在留する場合の「特定活動」(告示43号)は次のリンク先ページをご覧ください。

「定住者」(告示6号ハ)

定住者告示6号ハとは、「第3号、第4号又は前号ハに揚げる地位を有する者として上陸の許可、在留資格の変更の許可又は在留資格の取得の許可を受けた者で、1年以上の在留期間を指定されている定住者の在留資格をもって在留する者の扶養を受けて生活するこれらの者の未成年で未婚の実子であって素行が善良であるもの」です。

つまり、日系3世「定住者」の扶養を受けて生活する未成年者未婚の実子(=日系4世)です。親、つまり日系3世の人が「定住者」として居住していなくてはなりません。海外居住は不可です。また4世の人はその扶養を受けていなければならないので、同居が原則です。「未成年で未婚の実子」ですので、18歳以上または結婚している場合には認められません。

ただし、入国時にはこれらの要件を満たしていたけれども、日本に引き続き居住している間に働き始めたり、成人するか結婚した場合であっても、これらをもって直ちに在留資格が認められなくなったわけではなく、在留期間更新が認められる可能性があります。なぜなら、経済的に独立しているかという観点だけでなく、家族関係や生活状況を鑑み、親(日系3世)生活下にあるかどうかという観点も考慮されるからです。

「定住者」(告示6号ハ)の必要書類

日本で発行される証明書は3ヶ月以内に発行されたものを提出してください。

在留資格認定証明書交付申請

1. 在留資格認定証明書交付申請書
2. 写真 4cm×3cm
 申請前3ヶ月以内に撮影したもの
 正面から撮影された無帽,無背景で鮮明なもの
 裏面に氏名を記入し、申請書に貼付
3. 返信用封筒
 定型封筒に宛先を記入
 簡易書留分の切手を貼付
4. 扶養者の住民税の課税(又は非課税)証明書及び納税証明書 直近1年分
5. (日本で出生した場合)申請人の出生届出受理証明書
6. (適宜)養子縁組届出受理証明書
7. 世帯全員の記載のある住民票
8. (扶養者が会社勤め)在職証明書
9. (扶養者が自営業)確定申告書の控えの写し・(あれば)営業許可書の写し
10. (適宜)預貯金通帳の写し
11. 身元保証書(扶養者が記入)
12. 扶養を受けなければならないことを説明した理由書
13. (海外で出生した場合)出生国の出生証明書
14. 申請人の犯罪経歴証明書(過去に提出したことがあれば省略可)
15. (適宜)認知に係る証明書
16. (適宜)海外の養子縁組証明書
17. (適宜)日系1世・2世・3世のパスポート、死亡証明書、運転免許証等
18. 申請人の身分証明書
19. 申請する人の身分証明書(提示のみ)

在留資格変更許可申請

1. 在留資格変更許可申請書
2. 写真 4cm×3cm
 申請前3ヶ月以内に撮影したもの
 正面から撮影された無帽,無背景で鮮明なもの
 裏面に氏名を記入し、申請書に貼付
3. パスポート・在留カード(提示のみ)
4. 扶養者の住民税の課税(又は非課税)証明書及び納税証明書 直近1年分
5. (日本で出生した場合)申請人の出生届出受理証明書
6. (適宜)養子縁組届出受理証明書
7. 世帯全員の記載のある住民票
8. (扶養者が会社勤め)在職証明書
9. (扶養者が自営業)確定申告書の控えの写し・(あれば)営業許可書の写し
10. (適宜)預貯金通帳の写し
11. 身元保証書(扶養者が記入)
12. 扶養を受けなければならないことを説明した理由書
13. (海外で出生した場合)出生国の出生証明書
14. 申請人の犯罪経歴証明書
15. (適宜)認知に係る証明書
16. (適宜)海外の養子縁組証明書
17. (適宜)日系1世・2世・3世のパスポート、死亡証明書、運転免許証等
18. 申請人の身分証明書

# 許可時に、収入印紙4,000円が必要です。

在留期間更新許可申請

1. 在留期間更新許可申請書
2. 写真 4cm×3cm
 申請前3ヶ月以内に撮影したもの
 正面から撮影された無帽,無背景で鮮明なもの
 裏面に氏名を記入し、申請書に貼付
3. パスポート・在留カード(提示のみ)
4. 扶養者の住民税の課税(又は非課税)証明書及び納税証明書 直近1年分
5. 世帯全員の記載のある住民票
6. (扶養者が会社勤め)在職証明書
7. (扶養者が自営業)確定申告書の控えの写し・(あれば)営業許可書の写し
8. (適宜)預貯金通帳の写し
9. 身元保証書(扶養者が記入)
10. 申請人の犯罪経歴証明書(過去に提出したことがあれば省略可)

# 2回目以降の更新許可申請のときは上の4・11・12の書類は不要です。
# 許可時に、収入印紙4,000円が必要です。